「女性が旋盤をするのってかっこいい!」その思いが発端で、機械科の高校教諭に

機械工学科卒
神奈川県立工業高校機械科教諭
神奈川県
機械工学を学ぼうと思った最初のきっかけは、工業高校生だった兄が出場した旋盤のものづくり大会に女子が一人だけ参加しているのを見たこと。「かっこいい!女性が旋盤をしてもいいんだ」と気づき、工業高校に進学しました。今、高校教諭になり、母校の工業高校の機械科で教鞭をとっています。多くは実習で、材料試験、CAD、プログラミング、計測器の使い方などを教えています。気をつけているのは、生徒は一人ひとり違うので、自分の価値観を押し付けないようにすること。人として尊重せずにルールになじませることはできないと思うからです。大学時代、機械工学を基礎から応用まで学ぶほか、教職課程で教育の根本となる教育学や心理学なども学べたので、多様な生徒への対応に気を配るよう努めることができます。また、大学の教職支援センターのきめ細かいサポートが教員採用試験合格に結びついたのだと思います